Sarah F. Alharbi
Translator, Ministry of Environment, Water and Agriculture.
sarafalharbi@mewa.gov.sa
国連環境計画(UNEP)は、サウジアラビア王国が2024年世界環境デーを主催することを発表し、同王国の国内、地域、国際的な先駆的事業や、環境保護に対する意識向上と行動促進のための主導的取り組みを紹介しました。
毎年6月5日開催の世界環境デーは、土地回復、砂漠化、干ばつ耐性に焦点を当て、自然を保護・回復し、持続可能な未来を確保するための適切な政策や行動を実施するための世界的な協力と協調的な取り組みが急務であることを改めて強調するものです。
世界環境デーは、環境保護のための参加型行動の重要性を強調するために国連総会によって制定されました。この理念に沿って、サウジアラビアは「サウジ・グリーン」および「中東グリーン」イニシアチブを立ち上げ、国家環境戦略の下で一連のイニシアチブを実施することにより、国内や地域内で真摯な取り組みを行ってきました。サウジアラビア政府は、サウジアラビア王国の環境保護を確実にするため、新たな環境法と国家環境意識向上プログラムを採択しました。同王国はまた、国家環境週間を開始し、サウジアラビアの環境保護のための5つの環境センター、および環境基金を設立しました。
世界的には、G20議長国サウジアラビアの下で、海洋と陸上の生物生息地の保護・回復を目的とした、「サンゴ研究開発促進プラットフォーム」と「土地劣化の減少及び陸域生息地の保全強化に関する世界イニシアチブ」が発足しました。
インガー・アンダーセン国連環境計画(UNEP)事務局長は、土地回復と干ばつ耐性達成に向けた世界的な共同の取り組みへのサウジアラビアの参加を歓迎しました。同事務局長は、UNEPとサウジアラビア王国が、将来世代のために自然回復と地球保護に向けた取り組み強化に努力すると述べました。
世界環境デーは、1973年以来、環境に対する世界的な認識と行動を促すために国連が設立した最大の世界的プラットフォームとなっています。UNEPを中心に、毎年150か国以上が世界的な祝典に参加しています。
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Sarah F. Alharbi
Translator, Ministry of Environment, Water and Agriculture.
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