Sana Maadad
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貿易と物流の主要な推進役であるADポーツ・グループは、アカバ開発公社と4つの戦略的契約および基本合意書(HoT)に署名することにより、地域におけるプレゼンスを強化しました。ADポーツ・グループは、アカバ内の観光、物流、輸送、デジタル・インフラストラクチャーの開発をサポートします。
調印式は、ヨルダンのアカバで、ヨルダン首相ビシェル・アルハサーウネ閣下(博士)を代理する計画・国際協力大臣ナーセル・シュライデ閣下、駐ヨルダン・アラブ首長国連邦(UAE)大使のアハメド・アリ・モハメド・アル・バルーシ閣下、財務大臣のモハマド・アル・イシス閣下(博士)、投資大臣のハイリ・アームル閣下(Eng.)、フォローアップ・政府調整担当国務大臣のナワフ・トール閣下(博士)、アカバ特別経済区庁長官でアカバ開発公社会長のナエフ・アハマド・バヒート閣下(Eng.)をはじめ、双方の複数の関係者の出席を得て行われました。4つの戦略的契約と基本合意書は、アカバ開発公社最高経営責任者(CEO)のフセイン・アリ・アルサファディと、ADポーツ・グループのグループCEOのキャプテン・モハメド・ジュマ・アル・シャミーシによって署名されました。
多目的港とキング・フセイン国際空港の開発および最新化を検討する基本合意書に加え、この戦略的パートナーシップは、クルーズ・ターミナルのマルサ・ザーイドの開発および高度なデジタル港湾コミュニティー・システムの開発を対象としています。
マルサ・ザーイド土地契約
この契約は、ADポーツ・グループによる320万平方メートルのマルサ・ザーイド地域の開発の第1段階における120万平方メートルの土地開発に関連しています。これには、クルーズ・ターミナル、観光、レジャー、住宅、その他のプロジェクトが含まれます。この開発により、アカバを紅海の主要な選り抜きの目的地として位置づけることが計画されています。
クルーズ・ターミナル契約
今年初めに発表された基本合意書に基づくこの契約の下で、ADポーツ・グループは、アカバで新しいクルーズ・ターミナルを開発、管理、運営します。このターミナルは、紅海を訪れる乗客の玄関口として機能することになります。
マクタ・アイラ、新しいジョイントベンチャー
ADポーツ・グループのデジタル部門のマクタ・ゲートウェイは、アカバ開発公社と、高度な港湾コミュニティー・システム(PCS)を開発および運営する「マクタ・アイラ」を設立するジョイントベンチャー契約に署名しました。このシステムは、アカバ港とターミナル・オペレーターに加え、アカバ特別経済区庁(ASEZA)、アカバ開発公社、ヨルダン海事委員会や、同港のエコシステム内のその他のステークホルダーの間のコミュニケーションを監督します。このシステムは、年間約200万件のデジタル取引を完了し、ステークホルダーや顧客に大幅なコストおよび時間の節約をもたらし、CO2排出量を削減して、サービスを合理化することが期待されています。
多目的港の開発および最新化に関するHoT
このHoTにより、アカバ開発公社とADポーツ・グループは、Ro-Ro船や一般貨物、穀物、家畜の取扱いなど世界クラスの施設を備えた多目的港の開発および最新化の検討において協力します。
キング・フセイン国際空港開発契約
この契約により、ADポーツ・グループはアカバ開発公社と協力してアカバ・キング・フセイン国際空港の開発を行い、空港とアカバ・クルーズ・ターミナル間を移動する乗客にシームレスな移動を保証すると同時に、航空物流を強化し、アカバの航空ネットワークの接続を拡大して、国際および国内観光の増大を可能にします。
アカバ特別経済区庁長官でアカバ開発公社会長のナエフ・アハマド・バヒート閣下(Eng.)は、次のように述べています。「ADポーツ・グループは、私たちにとって、世界クラスの港湾とクルーズ、デジタル・インフラストラクチャーを開発するために必要なビジョンや専門知識、実績を有する重要なパートナーです。」
「マルサ・ザーイドとクルーズ・ターミナルの開発、多目的港の最新化の検討、キング・フセイン国際空港の開発、デジタル・システムに向けた『マクタ・アイラ』の設立に関する契約およびHoTは、アカバ地域の開発を目指す私たちの取組みへの重要なプラスであり、ワディ・ラム、アカバ、古代都市ペトラの比類のない観光サービスと共に、ますます多くの訪問者がヨルダンの黄金の三角地帯を訪れ、体験することが可能になります。」
ADポーツ・グループのグループCEOのキャプテン・モハメド・ジュマ・アル・シャミーシは、次のように述べています。「この戦略的提携は、地域の近隣諸国との貿易と観光を推進し、世界クラスのインフラストラクチャーを開発して世界的な展開力を拡大するアブダビのリーダーシップの幅広い取組みを後押しします。」
「これらの巨大プロジェクトは、全体として、ヨルダン・ハシェミット王国で近年発表された最も重要な統合型輸送、物流、観光開発プログラムの1つとなります。」
「アカバ開発公社のパートナーと協力し、これらの野心的なプロジェクトは、海、陸、空を介して旅行者や企業が利用できる施設を大幅に拡大します。これにより、貿易および観光セクターの成長が促進されると同時に、主要な地域ハブとしてのアカバの地位が強化され、ヨルダン王国の経済開発計画がサポートされます。」
アカバ開発公社のフセイン・アルサファディCEOは、投資と雇用の機会の創出を支援し、貿易、物流、海運および空運の主要な地域ハブとしてのアカバの役割を促進するこの協働と戦略的パートナーシップの重要性を強調しました。
ADポーツ・グループの産業都市およびフリーゾーン・クラスター責任者のアブドゥラ・アル・ハメリは、次のように述べています。「私たちは、不動産開発プロジェクト、観光客宿泊複合施設、ホテル、シャレー、商業センター、テーマパークで構成される120万平方メートルの土地開発に向けて、アカバ特別経済区庁と提携することをうれしく思います。この重要なプロジェクトは、アカバをこの地域の主要な観光およびビジネスの目的地に位置づけることに貢献します。」
ADポーツ・グループの港湾クラスター責任者のサイフ・アル・マズルエイは、次のように述べています。「私たちのクルーズ・セクターの専門知識とサプライチェーン全体で高度なサービスを提供してきた経験を活かして、アカバ港と新しいクルーズ・ターミナルの開発において私たちの役割を果たせることをうれしく思います。」
「この協力は、クルーズの目的地および紅海の地域ハブとしてのアカバの大きな成長の可能性と、クルーズの乗客および貨物船への高度なサービスとインフラストラクチャーの提供におけるADポーツ・グループのリーダーシップを組み合わせるものであり、双方にとって有益であると私たちは確信しています。」
ADポーツ・グループのマクタ・ゲートウェイのCEOでデジタル・クラスター責任者のヌーラ・アル・ダヘリ博士は、次のように述べています。「これらのパートナーシップ契約の結果として、アカバのクルーズ、物流、海運セクターは、陸、海、空を通じた最適化されたサービスをサポートする幅広い革新的テクノロジーにアクセスすることになります。デジタル化により、可能な限り優れた顧客体験を提供する完全に統合されたプラットフォームと共に、重要な効率が導入され、サプライチェーンからのリスクが排除されます。」
アカバ開発公社の輸送および物流担当エグゼクティブ・ディレクターのモハマド・アル・サクラン(Eng.)は、次のように述べています。「この戦略的パートナーシップは、アカバをこの地域のサプライチェーンの主要なプレーヤーとして促進します。このパートナーシップの結果として生じるデジタル変革はまた、アカバの海事セクターの強靭性を高める新しいエコシステムを構築します。」
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