ハッジ・エキスポ2023がスタート、マッカ州知事の庇護下で開催

二聖モスクの守護者の助言者でマッカ州知事のハリド・アルファイサル皇子殿下と、マディーナ州知事のファイサル・ビン・サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード皇子殿下が2023年の巡礼ウムラ大会・展示会「ハッジ・エキスポ」を開会されました。ジッダで開催されている第2回ハッジ・エキスポは、官民セクターから81人の講演者を迎えているほか、57カ国以上から宗教関係大臣のハイレベル代表団、ハッジ・ミッション・ヘッド、高官のご参加をいただいています。

巡礼ウムラ大臣のTawfiq bin Fawzan Al-Rabiah閣下（博士）は、高名な来賓を歓迎し、巡礼者がハッジとウムラを安全に確実に行えるようにすることがサウジアラビアの最優先事項であり、そのためにサービスのデジタル能力の強化が行われていると述べました。閣下は、「これは歴史的な決意であり、二聖モスクの政府にとって誇るべき名誉です」と語っています。

Al-Rabiahは、ハッジ・ウムラ体験を豊かにすることへの同省の熱意を強調し、そのためにサービスとソリューションの開発や強化された規制や手続きの導入が行われていると述べました。また、関係当局の注力姿勢を賞賛し、ハッジ合意の早期調印を「巡礼者とウムラ実施者に対するサービスを高める不屈の熱意の証明」として讃えました。

このイベントでは、主要な組織の間でいくつもの合意やMoUが締結され、これには特に、ワクフ総局（GAA）、サウジ会議展示会総局（SCEGA）、サルマン国王アラビア語グローバル・アカデミー（KSAA）、サウジアラビア標準化公団（SASO）、サウジ銀行メディア銀行啓発委員会が関係しました。ハッジ巡礼者数、巡礼者到着に特化した計画、健康要件、手続き指示に関する57件を超えるハッジ・サービス合意の調印も行われました。

ハッジ・エキスポでは、10件の基調講演セッション、13件のパネルディスカッションと「巡礼トーク」のほか、36件のワークショップとその他のイベントや活動（イスラム展示、ハッジ・ウムラ・チャレンジ・エリア、スタートアップ・ゾーン）において、ハッジ・サービスの質を高める方法が議論されました。

ハッジ・エキスポは、巡礼者の体験の強化、将来の方向性の予見、一層の協業、合意、国内外のイニシアチブの機会の確立のためにサービスとソリューションの統合的で持続可能なエコシステムを作り上げることを目指しており、同時に巡礼者サービスの持続可能な開発を強化するサウジアラビアの努力も紹介しています。

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